島根県江津市 わたぼうし

園舎は森、川、海のぜんぶ。 自然の中で主体性を育む森のようちえん活動を体験

島根県の中心に位置し、江の川がゆったりと流れる小さなまち江津市。古くは舟運で栄えた地域で、市内には建築物や伝統文化が残っており、その風格を感じることができます。近年は、 UターンやIターンの若手が中心となって、家具や空間デザイン家具工房、蔵のカフェやベーカリーなどがオープンし、歴史と新しさが融合する心地いい地域になりました。変化しつつある江津には、何かをやりたい人が集い、それを応援する風土があります。創造する力を大切にし、小さくともきらりと光るまち、江津市で保育園留学がはじまります。
 
 

留学先

里山子ども園わたぼうし

見守る保育

わたぼうしでは、性格・個性・発達段階をしっかりと「見て」、それに応じた援助をして「守る」、見守る保育を実践しています。
子どもの「やりたい」を尊重し、適切に援助することで主体性を伸ばします。たとえ失敗したとしても、次の行動へ移す柔軟性、適応力を養うチャンス。何度もチャレンジする姿に、大人はそっと寄り添います。
 

毎日のフィールド活動

森、川、海が身近にあるわたぼうしでは、自然のすべてが園舎。毎日野外へ出かけていき、やってみたいことにチャレンジします。
 ある日は、川に出かけ「釣りやりたい!」と声があがりました。自分で枝を見つけて釣竿を作り、クリップで餌をつけて釣り糸をたらしてみると・・・釣れた!! 見事、魚を釣り上げることに成功しました。アイディアを形にしてやってみる。その体験こそが宝物になります。今、この瞬間、ここでしかできない体験をひとつひとつ積み重ねていきます。
▼森のフィールドはみんなが誇らしげになれる舞台。 手作りのツリーハウスを擁する森のフィールドは、車道を外れて、草むらの中の狭い小道を30分ほど歩いて辿り着ける秘境。大人でも初めて行く時はびっくりする工程の先に広がっています。ここまでの道のりを自分の足で来れた子どもたちは、とても誇らしい気持ちに。
森の中を駆け回って自由に遊ぶことはもちろん、鍋や食材を持ち込んだ特製カレーをみんなで作ったり、野外シアターをしたりと、フィールドはわたぼうしの子どもたちを色々な世界にいざなう空間でもあります。
 

アート部

「見たまま、感じたまま、思うがまま」に表現するアート部。日々の活動から培われた豊かな感性を表す場を作っています。
季節ごとに変わる森の色、水面を照らす光の反射、生き物とのふれあいなど、自然からインスピレーションを受けて、自由にのびのびと描きます。その表情は真剣そのもので、時間も汚れも気にしないで夢中で取り組んでいます。表現する楽しさを感じるひとときです。
 

ビュッフェスタイルの給食

お楽しみの給食の時間。テーブルには、五分づきごはん、みそ汁、地域でとれた野菜をふんだんに使ったおかずが並び、食べられる分を取り分けていただきます。みそ汁に使うみそは、自分たちで仕込んだ手作りみそ。調味料も国産のものを使い、素朴ながらも滋味深い給食を提供しています。
また、あらかじめ配膳するのではなく、ビュッフェスタイルとして、その日の気分・体調に応じて子ども自身が自分の食べられる量、食べたいものを選んでとることにしています。子どもたちはお腹の空き加減を自分で把握し、取ったものは全部食べきる責任感を培う機会になっています。
 

冬のある日

わたぼうしでは、警報が出ない限り、雨の日であっても毎日フィールドと呼ばれる森や川に出かけます。そして冬でもそれは変わらない大事な活動。
園を出たばかりは寒〜いと言っていても、みんなで歩いているうちに体がぽかぽかしてきて、園から30分ほどのフィールドに着いた時にはオーバーウェアの下は汗ばむほど、ぽっかぽか。また、寒い日は焚き火を囲みながら園で収穫した冬野菜やサツマイモなどを焼いて食べたり、時にはお茶を沸かして飲んだりと、この時期ならではの楽しみも待っています。
遊びきった後の帰り道に体が冷え切ってしまっても大丈夫。そんな時は自慢の五右衛門風呂で体の芯から温め直します。 (今日は園でゆっくりしていたい、というお子さんがいれば、先生と園で過ごすなどお子さんの気持ちも大事にしています)
気合いを入れてみんなで園の車に乗り込み、市内スキー場に遠征することもあります。
 

里山子ども園わたぼうしの活動場面をもっとみる

 
里山子ども園の先生からのお手紙
盆子原園長先生より
「ここでしか出来ない」、「この時にしか出来ない」体験を大切にし、自然、地域、人との関わりの中で子どもたちの豊な育ちを目指しています。
森のようちえん的保育を取り入れている里山子ども園わたぼうしでは、森や川、海といった自然環境が園舎の代わりです。子どもたちは日々、多様性溢れる様々なフィールドでの活動を通し、柔軟性、応用力、共同性といった「人間力」を育んでいます。
そんなわたぼうしのモットーは「ハプニングを楽しむ」こと。ハプニングは困難ではなく成長のチャンスです!目の前に起きたハプニング、困難に対して自分自身で、または仲間と共に乗り越えていくことが人間力を育むことにも繋がります。
森や川で遊んだ経験がない、そもそも外での遊び自体が苦手というお子さんも大歓迎! 遊びの可能性が無限大の自然の中であれば、きっと自分に合った遊び方、過ごし方を見つけることができます。
お子さん一人ひとりの発達や個性と向き合い、その子自身の「やりたい」という気持ちを保障するため、スタッフ全員がチームとなって関わり、見守っていきます。 ここにきてよかった!とご家族の皆さんが思えるような、そんな体験の機会を共に作り出しましょう。
園名里山子ども園わたぼうし
公式HPhttps://wataboushi52.tumblr.com/
住所島根県江津市跡市町625-1
電話番号0855-56-2104
園定員12名
受入可能クラス0歳児(4ヶ月〜)、1歳児、2歳児、3歳児、4歳児、5歳児
送り時間07:00~09:00で登園
迎え時間18:00
給食給食あり
アレルギー対応あり
服装私服
園と宿の距離約3.6km(車で7分)
※1 延長保育は18:00~19:00の時間帯です。
 

暮らし環境

島根の秘湯で暮らすように滞在

江津市ならではの保育園留学の魅力の一つは、1370年以上もの歴史もつ『有福温泉の中で暮らす』こと。毎晩その日の疲れを癒すのはもちろんのこと、日中でもさっと温泉に入って気分をリフレッシュなんて贅沢も、温泉街に滞在するからこその醍醐味。

Showcase Hotel KASANE

滞在先の宿は、歴史ある築50年の旅館に手しごとを重ねてリノベーションし、2022年にオープンしたばかりの人気の宿。ホテルの建築、家具、ファブリックは地元島根の作り手によるもので、地域で引き継がれたものや、新たにデザインされたものなど、その美しさに触れられます。キッチンは部屋ごとに設置されており、自分たちのペースで食事作りができます。園から車で7分。
 
名称Showcase Hotel KASANE
宿泊定員最大4名
園との距離車で7分
Wi-Fi速度170Mbps
 

有福温泉

無色透明のアルカリ性単純温泉で、ふんわりと綿毛に包まれるようなやわらかな湯心地が特徴。
           ©石見観光振興協議会
           ©石見観光振興協議会
【誰でも利用できる3つの外湯】があり、レトロな建築の御前湯、木造で家庭的なさつき湯、ちょっとぬるめのやよい湯など手頃な値段で入れるので、毎日通いたくなります。地域の人と一緒にお湯につかりながら、あれこれお話しするのも楽しい時間です。(宿から徒歩1分)
 

コワーキングスペース

10 IRO

十人十色の自由な働き方をする方が集まる10 IRO。オープンスペースとミーティングブースを設置しています。ミーティングブースにはディスプレイが置かれており、6人まで利用が可能。
名称10 IRO
利用料金ドロップイン料金:1時間200円、1日1,000円
利用時間9:00〜17:00/火曜定休
宿との距離車で18分
Wi-Fi速度70Mbps
 

週末のアクティビティ

しまね海洋館アクアス

しまね海洋館アクアスでは、シロイルカをはじめ、たくさんの海の生物に出会えます。毎日開催されるパフォーマンスでは、シロイルカのバブルリングやペンギンのお食事タイムなど、子どもと一緒に楽しめる内容が充実しています。 また、アクアスに隣接するアクアスランドには、全国最大規模のアスレチック型遊具があり、1日中遊べるスポットとして人気です。

菰沢(こもさわ)公園

”自然空間での創造と体験”がテーマの、広々とした公園です。公園内には、芝生広場、コンビネーション遊具、空気電話などがあり、お子様の年齢にあった過ごし方を楽しめます。池の周辺は園路・湖畔デッキが整備されています。夏は、ブラックバスなど釣りやオートキャンプなどのアウトドアを楽しむこともできます。

本町キッチン今出屋

料理人歴40年の現役僧侶が考える薬膳料理のお店。地元農家の新鮮な野菜を使い、調味料にこだわりながら、体に優しい食事を提供します。小鉢が並ぶ女性に人気のランチコースや、火鍋、すき焼きなどの食べ応え満点メニュー、カレー・スパゲティーなどのお子さまメニューもあり、家族で楽しめる人気のお店です。お弁当の販売もあります。
 

現地へのアクセス/現地での移動について

江津の保育園留学をご利用の家族が利用できる特典が3つあります。 詳細はしおりをご確認ください。
(1)萩・石見空港の航空券への助成(最大往復6000円/大人1名)
(2)萩・石見空港〜宿の無料送迎
(3)宿でのレンタカー貸出
 

周辺MAP

 

2週間の過ごし方

留学中2週間の滞在イメージをご用意しました。 ぜひ過ごし方の参考にしてみてください。
初日留学出発日!
11:00出雲空港到着
11:30ニッポンレンタカーやタイムズレンタカーで車を借りる    江津市は車が必須!レンタカーの予約をしましょう!
12:00ちょっと寄り道して出雲大社へ参拝&ランチ 出雲大社周辺はランチスポットがたくさん!
15:30道の駅サンピゴごうつで買い出し 出雲大社から海沿いを1時間ドライブ。ホテルまでの道中にスーパーもあります。
16:00宿到着・チェックイン チェックインの時間は16:00~22:00
お掃除&荷解き 事前に荷物を配送手配してあれば、到着後すぐに荷解きができますよ。 事前配送について詳しくはこちら
保育園準備&確認
18:00夜ご飯 到着日は少しバタバタ!夜ご飯は外食やお弁当などで手軽に済ませるのがおすすめです。
お風呂
仕事環境などの確認
22:00就寝
平日
6:30起床
朝ごはん&身支度
7:45-8:00保育園へ送迎 宿から保育園は車で7分ほどの距離
9:30-17:30お仕事 宿から車で18分ほどの距離の江津市の中心部にあるコワーキングスペース「10 IRO」もおすすめ。(火曜定休)
16:45-17:45保育園へお迎え わたぼうしは18:00までお預け可能ですが17:00頃のお早めのお迎えも可能です。
18:00夕食
18:30お風呂・家事 有福温泉の外湯を利用しても(徒歩1分)。
お仕事
23:00就寝
週末
6:30起床
朝ごはん&身支度
10:00アクアスへ遊びに シロイルカやペンギンに会いに行きましょう
12:00アクアスから徒歩5分のめし処ぐっさん波子店でとれたての地魚ランチ
13:00アクアスランドで巨大アスレチックにチャレンジ
16:00キヌヤ二宮店でお買い物
18:00夜ご飯
22:00就寝
最終日
7:00起床
朝ごはん準備・食事
子ども&親も身支度
少し家の周りを散策する、記念写真
11:00退去の準備・確認
11:30荷物の発送 荷物は帰りも集荷依頼をして発送すると便利です
12:00チェックアウト チェックアウトの時間は~10:00
帰宅 お疲れ様でした!久しぶりの我が家でゆっくり休んでくださいね。
 

里山子ども園わたぼうし 保育園留学のしおり

さらに詳しい情報や宿泊施設については、こちらをご確認ください。

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